Vietnam Investment Review

インドネシアのバフリル・ラハダリア投資相は、2023年第1四半期、国内外のからの投資実績額が前年同期比16.5%増の328.9兆IDR(224億米ドル)にのぼると発表した。

インドネシアのバフリル・ラハダリア投資相。(写真:ANTARA)

[ジャカルタ]インドネシアのバフリル・ラハダリア投資相は、2023年第1四半期、国内外のからの投資実績額が前年同期比16.5%増の328.9兆IDR(224億米ドル)にのぼると発表した。ラハダリア氏は先日の記者会見で次の通り語った。

総選挙を来年に控え、2023年にはさまざまな課題はあるものの、投資家のインドネシアに対する信頼は非常に厚いものがあります。

ジョコ・ウィドド大統領の後任が誰であろうと、インドネシアの投資政策は一貫して変わることはありません。

外国直接投資(FDI)は第1四半期における投資総額の53.8%を占め、金額ベースで177兆IDRに達した。

投資先の内訳は塩基性金属・金属製品・非機械関連機器産業が大部分を占め、2023年1月~3月期に46.7兆IDRを獲得した。

当局によると、インドネシアは主要貿易相手国における潜在的な投資家と交渉するなど、海外からの直接投資誘致に積極的な姿勢を見せているという。最近ではドイツの総合化学大手BASF社および自動車メーカーのフォルクスワーゲンとEV用電池生産事業関連の契約締結に成功している。26億米ドルを投じたBASF社との提携によるこの画期的なプロジェクトは今年後半に着工予定となっている。インドネシアでは今年、1兆4千億IDR相当の投資誘致を目指していくことになる。