イベント:Pitching Session: Japanse Startups and Global Investors
日時:2021年10月28日 17:30(日本時間)
過去のグローバルピッチイベント成功に続き、10月28日イベント開催実績豊富なMainstage Hub と共催で4社の日本のスタートアップが、海外投資家へピッチを行うマッチングピッチセッションを開催しました。
本イベントでは、アメリカを中心に、ドイツ、オーストラリア、イギリス、インドの投資家が参加しました。それぞれのスタートアップは20分のピッチ及びQ&Aを行い、スタートアップは投資家と積極的にQ&Aをしながら交流できました。
海外投資家は技術系をはじめ、日本の全体的な起業エコシステムに深い関心を持っており、海外にビジネスを展開したい日本のスタートアップも少なくありません。しかしながら、言語の問題から営業文化の違いなど様々な課題を存在しており、日本のスタートアップが海外へ進出した事例はまだ多くありません。そこで、ビジネスディベロップメントを支援するティーエスアイは、ビジネス開発におけるグローバルなつながりの重要性を理解し、今後もこのようなグローバルイベントを通じて海外と日本の両方のビジネスを支援し続けます。
本イベントに登壇したスタートアップ:
テーブルクロス
日本全国に1400軒以上のレストランのネットワークを持ち、外国人旅行者向けにレストランの検索・予約サービスを提供しています。また、飲食店やブランドへのコンサルティング、農林水産省や地方自治体とのプロモーション活動なども行っており、地域活性化、言語の障壁の解消、食料不足や食品廃棄物の課題の解決を目指すCSV(Creating Shared Value)企業です。
Holoeyes
手術と医学教育のためのXR技術を開発し、提供しています。本技術は、3DホログラムCGを構築することができ、医者が実際の手術で最適な位置や角度を診断し、計画することを支援します。
教育に関しては、スマートフォン用のインタラクティブな3Dアプリケーションを開発し、ユーザーが医学教育データにアクセスして、伝統的な紙の本の代わりに、3Dイラストの教科書を使用して解剖学の勉強をすることができます。データエコシステムを構築し、医者、医学生、患者の発展に寄与していきます。
Xetia
インドネシア人のCEOが日本で設立したスタートアップです。「Haharu」というアプリを開発し、日本のHalal飲食の需要に応じて、サプライチェーン、Halal食品、パーソナライズド栄養食を統合したF&B(食品・飲料)マーケットプレイスを
提供しています。現在「In Attraction」プロジェクトを行っており、ムスリムフレンドリーなインサイト、ビジネスインテリジェンスを活用し、日本におけるハラールライフスタイルの多目的統合を実現することを目的としています。
EmbodyMe
Techstars, NVIDIA Inception Awardなどの様々な賞をもらったAI技術のスタートアップです。企業向けの製品は、Zoom等のビデオチャットやYouTube等の動画配信で、自分の外見をAIで置き換えて、表情や体の動きに応じてリアルタイムにコミュニケーションができるアプリである「Xpression Camera」を開発しました。個人用の製品の場合は「Xpression App」があり、ユーザーはスマホアプリで簡単な操作で動画の中の人の顔を乗っ取って、リアルタイムで動かすことができます。